【全てに応用可能】PDCAサイクルとは?わかりやすく解説!【具体例あり】

「PDCAサイクル」と言えば、普段社会に出て仕事をしていない人でも聞いたことがあるワードなのではないでしょうか。それも「PDCAサイクルを回すことは重要です」みたいな感じで聞くことが多いと思います。それでは一体PDCAサイクルとは何なのか、どんなメリットがあるのかといった基本的なことからPDCAサイクルについて考察していきたいと思います。

目次

PDCAサイクルとは

まず、PDCAサイクルとは一体どういったものなのかを説明していきます。PDCAサイクルとは
P(Plan)
D(Do)
C(Check)
A(Action)
の頭文字を取ったものになっています。次で詳しく見ていきましょう。

Plan(計画する)

Planは今取り組んでいることについての目標を設定するフェーズです。その取り組んでいることで、達成したいことを明確にし、どのようにしたら目標を達成できるのかを計画します。

ここでのポイントは高すぎない目標にすることと、目標を数値化できるのであれば数値化することです。高すぎない目標にする理由は、PDCAサイクルを速く回すためです。目標を実現可能そうな所で設定して、それを達成したらそれを生かしてまたPDCAサイクルを回すことが大切です。

数値化するというのは、可視化できた方が目標が達成されたかどうかわかりやすくするためです。例えば人気者になるといった目標よりも、Twitterのフォロワー数を1万人にするといった明確な数値を持った目標の方がよいでしょう。

Do(実行する)

DoではPlanで計画したことをとにかく実行しましょう。しかし結果を急ぎすぎてはいけません。Doではある程度の期間をやらなければ、次のCheckで必要なデータを取ることもできないので、結果がどうであれある程度の期間は継続しましょう。

ここでポイントなのは、目標を達成しなくてもいいということです。たしかにある程度の期間は必要としますが、本当にそのやり方で目標を達成できるかどうかはまだわかりません。目標達成にこだわりすぎないようにしましょう。

Check(評価する)

Checkでは実際にPlanで計画したことに沿ってDoができていたのかを確認しましょう。計画した目標に対してどれほどの達成率なのか、自分が計画した解決策がどれほど有効なのかを評価します。

Action(改善する)

Actionでは、これまでの施策の評価からより効果的な施策を行えるように改善します。

ポイントなのは、このActionでPDCAサイクルは終わりではなくもう一度Pに戻って、何度も回すことです。そうすることによってより効果を得ることができます。

PDCAサイクルはすべてに応用できる

PDCAサイクルはビジネスシーンでのみ利用されてると思われがちですが、すべてのことに応用できます。ビジネスシーンでは、どのように売り上げを伸ばすかPDCAサイクルを利用して考える、というのはわかりやすいですがPDCAは私生活、プライベートでも活用できるのです。

私生活でのPDCAサイクル

例えば「朝早起きする」という目標に対してのPDCAなら

  • P(朝6時に起きる)
  • D(実際に起きようとしてみる)
  • C(できたかできなかったか評価する。また、なぜできたか、できなかったかも確認する)
  • A(改善していく)

といったように、簡単に並べるとこのような感じが一例となります。やはりここでポイントになるのは最初に無理な目標を立てないことと、目標の数値化です。

「早起きする」といった抽象的な目標ではなく、6時に起きるというように評価しやすい目標立てることが大切です。

PDCAサイクルを回す意味とメリット

PDCAサイクルを回す意味とメリットとしては、

  • 効率的に物事を改善していくことができる
  • 継続して続けることができるようになる
  • 常に考える癖がつく
  • 目標が明確になる
  • さまざまな施策をとることができる

が挙げられます。意外と目標を明確にしていないことってありますよね。そんなときには特にPDCAを考えて、目標を明確化してから取り組むとよいでしょう。PDCAサイクルを回し続けることによって、より洗練されスパイラルのように効率的になっていくでしょう。

PDCAにこだわらなくてもいい

ここまでPDCAサイクルについて述べてきましたが、なにもPDCAにこだわらなくてもいいのです。P(Plan)から始めるのは少しハードルが高いのではないかという意見もあります。

そこでC(Check)から始めるCAPDに切り替えてもいいのです。今取り組んでいることに対して、いきなり目標を設定するのではなく、現状をまず評価して、どこを改善していくのかを考えてからそれを元に目標を設定します。どうでしょうか。その方がなんだかやりやすくないですか?

PDCAとは違うOODAループというものもありますが、それはまた違う機会にお話したいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今さら聞けないPDCAサイクルについて少しでも理解が深まりましたか?

特に新社会人になった時にPDCAを知っているのと知らないのでは大きな差が出てしまうでしょう。PDCAはすべてのことに応用が利くフレームワークです。常に考えて、継続することにもつながります。ぜひ理解をして使ってもらいたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

Liberte Works編集部です。本メディアでは、「自由に働く」をコンセプトに、働き方や仕事術、転職など、仕事に関する情報を発信していきます。
読書の皆様が働く上で少しでも有益な情報を発信できるよう、1記事1記事丁寧に書き上げていきますので、これからもどうぞLiberte Worksを宜しくお願い致します。

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