転職のタイミングは?転職の判断基準に用いる3つの指標

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近年の働き方において転職は当たり前となってきました。転職のきっかけはポジティブ要素とネガティブ要素の2種類に分けられますが、今回はネガティブ要素において何を基準に転職を決意すれば良いのかの指標を説明します。

目次

ネガティブな転職とは

ネガティブな転職とは、その言葉のとおりネガティブな要因から転職をすることです。

例えば「給料が低い」「残業が多すぎる」「職場環境が悪い」等が挙げられます。このような要因で転職を考えている場合、転職活動先での転職活動を始めた理由を聞かれた際に受け答えに困ってしまう場合がありますが、その際の受け答えについては別記事にて紹介しています。

本記事ではそんなネガティブな要素のうち、これから説明する指標に引っかかったら転職をおすすめする、という内容になっています。

転職を決意するための指標

転職を決めるのは人生においても大きなターニングポイントの1つです。そんな重要な転職を感覚で決めてしまうのは危険です。自身が所属している会社、部署に対してある観点から見て耐えられないと感じた場合に、根拠を持って転職活動を始めることが重要です。

指標1.残業

残業には、「残業時間」と「賃金」の2つの問題が関わってきます。残業をしても賃金が出るのであればまだ良い方です。

ただし、月の残業時間が毎月45時間を超える、自分がどうしてもやりたいことに時間を割くことができない、という場合は転職を考えることをおすすめします。

45時間というのは36協定から判断した基準です。原則45時間を超える残業は許されていません。そのため45時間を超えるか超えないかは転職するかの判断要素の1つとしてして良いでしょう。

また、残業代が出ない場合も同様です。近年では少なくなってきていますがサービス残業が当たり前、というような職場は早々に転職した方が良いでしょう。働いた分の賃金をもらうことができる職場は多くあります。

指標2.職場環境

職場環境とは、人間関係と仕事に対する決定権を指標とします。

人間関係は言わずもがな、パワハラ、セクハラがある環境は即刻転職活動を始めるべきでしょう。もし社内で助けてくれる人がいるのなら相談しましょう。ハラスメントごときで精神を病んでしまうのは、あなたの人生に全く必要のないことです。

仕事に対する決定権ですが、もちろん新人のうちはなかなか与えられないですが、それでも事務作業ばかりで成長が感じられないような職場は転職を始める指標として良いでしょう。

ベンチャー企業のようにバリバリに戦力として活躍している人もいる中、貴重な時間を事務作業で費やしてしまうのはもったいないです。

しかし、職場環境において一番重要な指標はやはり人間関係です。精神的に病んでしまう前に転職することで、あなたの人生は豊かになります。

指標3.成長を感じない

こちらの指標としては、会社の成長と自身の成長の2つの観点で見ましょう。

会社の成長性を見るには、経営層のビジョンをきちんとキャッチアップすることで判断することができます。中期経営計画等、会社がどれだけ成長しているか、今後どのような事業拡大を目指しているのか、社会の中でどのような立場を目指しているのかを把握することは重要です。

上記の情報が社員にクリアに開示されていない、もしくはビジョンと業務に乖離がある場合はその会社に疑問を持ちましょう。会社の成長に経営層と現場のビジョン共有は必須です。

また自身の成長は、その会社で役に立つだけではなく、自身の市場価値を意識しましょう。会社の製品を取り扱っているとなかなか市場価値は上がりません。ただしその中でもビジネスにおいて共通のスキルはあります。

毎日同じようなルーティンワークで働いているだけでは自身のスキルを高めることはできません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。転職は人生のターニングポイントの1つです。なんとなく辛いから、なんとなく飽きたからという理由ではなく、根拠を持った転職をしましょう。

そうすることで自身が何をしたいのか、何を重要視しているのかも可視化することができます。

少しでも転職を考えている人の助けになれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうごさいました。

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この記事を書いた人

Liberte Works編集部です。本メディアでは、「自由に働く」をコンセプトに、働き方や仕事術、転職など、仕事に関する情報を発信していきます。
読書の皆様が働く上で少しでも有益な情報を発信できるよう、1記事1記事丁寧に書き上げていきますので、これからもどうぞLiberte Worksを宜しくお願い致します。

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