理解力が高い人の特徴は?理解力が高いと評価されるようになるには

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一緒に仕事をしていると、「あの人理解力高いなー」と思うことがあります。そんな理解力の高い人たちに共通していることをまとめてみました。今日から少しずつ真似ていくことで理解力を高めていきましょう。

目次

理解力とは

理解力とは「物事の仕組みや道理を知り、わかる力」です。これは言葉そのものの意味となりますが、ビジネスシーンにおける理解力とは「物事の仕組みや状況を適切に把握し、判断することができる力」と定義できます。

理解力は仕事を行ううえで重要な要素となります。理解力が高いことで上司に評価されたり、自身の生産性が高まることが期待されます。

理解力が高い人の特徴

それでは、理解力の高い人はどのような特徴があるのでしょうか。以下で説明していきます。

自身の言葉で話すことができる

タスクを振ってもらって、そのタスクをこなした後、「あなたは何をしていたのか?」という問いをされたとします。その際に、「与えられた仕事をこなしていました」と答える人は理解力が低いです。

理解力が高い人は、その仕事に対してどのような意味があるのか、目的は何なのか、ゴールは何かを把握し、自身が取り組んだタスクは何なのかを的確に答えることができます。目の前にあるタスクに対して、ロボットのように手を動かすのではなく、なぜそのタスクを行なっているのかを自然に考えることができる人は理解力が高い傾向があります。

5W1Hが重要であるというのは、社会人になれば耳にタコができるほど聞かされる言葉ですが、今回の場合は特にWhyを考えられる人は上司からも認められやすくなります。

話を要約することができる

理解力が高い人は話を要約することができます。よく打ち合わせや会議が盛り上がって、話の方向性がずれてしまうことがありますが、その際に「これはつまりこういうことですよね」と話をまとめることができる人は理解力が高いです。

逆に、話が発散した状態のまま理解できていないのに会議が終わってしまうと、後々その会議で決まったことを聞き直すことになります。その場合はきちんと聞いていなかったのか、なぜ質問しなかったのか、と注意されてしまうことがあります。

話を要約する際で重要なことは「きちんとまとめる」ことではありません。自分の中でどういう結論になったのかを共有することが重要なのです。間違えた要約をしていたら、それは会議に参加している誰かが正してくれます。間違えることを恐れず、自分がどういう理解をしたのかを発信していくことで、徐々に正確に要約することができるようになります。

物覚えがよい

理解力が高い人はメモを取らずとも少量のことであれば覚えられてしまいます。その覚えた内容が少し先のタスクであれば、その後にタスク管理ツール等を利用して忘れないような工夫をします。

ただ、物覚えが良いことに頼ってメモを全く取らないことは控えるべきでしょう。特に新人や若手の段階でメモをしないと、たとえ覚えていても印象は良くありません。理解力が高い人は確かに物覚えが良いですが、仕事において重要なことは「言われたことを忘れない」です。

記憶できるのであればそれはそれで優秀ですが、メモをしてでも言われたことをきちんと忘れないようにすることが「理解力があるな」と思われる第一歩です。重要なことが何なのかを自分の中で明確にしましょう。

仮説を立てられる

あるタスクを振られた時に、自分がこうしたら周りはどうなる、自分がこうしたらこのような効果があるのではないか、という仮説を立てられる人は理解力が高い傾向があります。これは先を見通す力ですが、理解力の高い人は目の前のことだけでなく、目の前のタスクが今後どのような影響をもたらすかを考えて仕事をします。

ビジネスにおいて、仮説を立てることは重要です。仮説を立てることで、自分が進むべき方向を決めることができ、仕事のスピードが早くなります。ここでも重要なことは「仮説を立証すること」ではありません。「仮説を立てて、間違えたら修正して再度仮説を立てる」ことです。

最初に立てた仮説に執着するがあまり、ありもしないことを書いたり報告してしまうのはタブーです。仮説が正しい必要はないので、自分が進むべき方向性を確定するために仮説を立てましょう。

知識量がある

物事を理解するためには知識量が必要です。最近起きた事件や、よくニュースになっていること、経済の動きのような時事から、業務に関わる知識、ビジネス全般に関わるようなマーケティングの知識など、理解力の高い人は圧倒的に知識量があります。

なぜ知識量があると良いのでしょうか?それは一見関係なさそうな事柄でも関連付けて考える力が身につくからです。もちろん業務知識を増やして、仕事に関係のある知識を蓄えることが最優先ですが、一方で業務に関係ない知識を増やすことも重要です。

関係がないと思っていた知識でも、本質は一緒だった、ということもあります。どういう知識がどのように繋がるかは分からないのです。特に先端技術や、世界的に注目を集めている技術はアンテナを伸ばしてキャッチアップすると、ビジネスとしての目線で物事をより広く見ることができるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。理解力が高い人というのは、職場においても優秀な人という評価をされています。優秀な人として認められることで、責任のある仕事ややりがいのある仕事に就くことができる可能性が広がります。

今回挙げた要素は先天的な要素が強いと感じた人もいるかもしれませんが、それで諦めてしまってはいけません。自分の言葉で話したり、話を要約することは、間違ってしまうかもしれませんが、できないことではありません。

失敗を恐れず、一歩踏み出した人が成長することができるのです。この記事を読んであなたが一歩踏み出せることができれば幸いです。

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この記事を書いた人

Liberte Works編集部です。本メディアでは、「自由に働く」をコンセプトに、働き方や仕事術、転職など、仕事に関する情報を発信していきます。
読書の皆様が働く上で少しでも有益な情報を発信できるよう、1記事1記事丁寧に書き上げていきますので、これからもどうぞLiberte Worksを宜しくお願い致します。

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