チャットGPTを始め、多くのAIサービスが発達してきました。その上でよく言われるのは「AIによって人間の仕事がなくなるのではないか？」ということです。今回は話題のチャットGPTにAIの台頭によってなくなる仕事について聞いてみました。
なくなる仕事
AIは基本的にルールが決まっていることを得意とします。例えば大量のデータに対して決まったルールで判別、判定すること（画像認識や音声認識）や、予め学習している内容をアウトプットすること（チャットボット等）が挙げられます。
そういった特徴を持つAIによって今後自動化されているであろう仕事について、チャットGPTに聞いてみました。
工場の仕事
製造業における多くの仕事は、自動化される可能性が高いです。例えば、自動車組み立てラインでは、ロボットが多くの作業を担当しています。
こちらは想像に容易いですね。今でも製造業の多くはロボットが多く活躍している現場でもあります。それがより高度なAIの発達によって、今まで人間が作業していた部分もAIに取って代わるのではないか、という意見となります。
銀行業務
銀行業界でも、多くの業務が自動化されつつあります。ATMの普及やオンラインバンキングの登場により、預金や引き出し、振込などの業務が自動化されています。
銀行については前から言われていましたが、やはりなくなる可能性が高いとのことです。Web3.0で話題の暗号資産の普及で、より銀行の必要性が減りつつあります。今でもネットバンキングやコンビニATMなどの普及でそもそも銀行にいく機会は減っているのではないでしょうか。
書記業務
書類作成やデータ入力などの業務も、AIによって自動化される可能性があります。OCR（光学式文字認識）技術や自然言語処理技術によって、自動で書類の読み込みやデータの入力ができるようになっています。
チャットGPTを使用していると、今のAIの文章作成能力は目を見張るものがあります。もちろん完璧な文章ではありませんが、この記事の引用部分についてはチャットGPTが作成した文章をそのまま引用しています。
社会人であれば、議事録なども今では音声から自動で書き起こしてくれるサービスも増えてきましたね。個人的には議事録はすべてAIに任せて人間が書くことのない社会になって欲しいところです。。。
レストラン業務
レストランでも、注文や会計などの業務が自動化される可能性があります。タブレット端末やセルフオーダーシステムなどが導入されているところもあります。
レストランでAI？というと少しイメージがしづらいかもしれませんが、今でも大手ファミレスではホールの配膳をロボットが行っている店舗も少なくありません。また、タブレット入力の注文は最近よく見かけますよね。今後は会計部分も自動化されるとなると、調理以外では人間が働く部分がなくなるかもしれません。
運輸業務
配達や運転などの業務も、自動化される可能性があります。自動運転技術の進歩により、トラックやバスなどの運転が自動化される可能性があります。
自動運転の発達によって、運輸業務が自動化する、という意見です。個人的には一番進んで欲しい部分です。自動運転の精度にもよりますが、交通事故の減少であったり、運輸業者の人材不足を一気に解決してくれる素晴らしいイノベーションになると信じています。
AIの発展 シンギュラティ で起こる変化
シンギュラティ（技術的特異点）とは人工知能の発展によって人間の知能を超える分岐点をさします。元々2040年ごろに発生すると言われていたこのシンギュラティですが、近年のAIの発展によって、2025~2029年あたりには発生するのではないかと言われています。
このシンギュラティによって、上で挙げた業種業務以外にもAIによってなくなる仕事が多く存在するとされています。
ただ、このシンギュラティによって、新しい仕事が増える可能性も往々にしてあり、AIの発展によって仕事がなくなるだけではないのは間違い無いです。インターネットの普及でも同様に無くなった仕事、増えた仕事があります。AIの発展で仕事がなくなる、というキーワードには、そういった可能性も含んでいることを忘れないようにしましょう。
まとめ
AIの発展によってなくなる仕事について紹介しました。「なくなる仕事」ばかりにフォーカスしてしまいがちですが、上でも述べた通り増える仕事も間違いなくあります。ただ、それがなくなる仕事より想像しづらい、ビジネスチャンスを大々的に拡散したくない、等の理由で広まっていないだけです。
AIとは向き合い方次第で大きなビジネスチャンスになります。難しそうだから、自分には関係ないからといって見ることをやめてはいけません。AIの革命は必ずきます。技術の進歩は一度始まったら止まることはありません。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。読んでいただきありがとうございました。
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